「GPT-4」を活用したAIアドバイザーが新規事業創出を支援。アイデア創出プラットフォーム「IDEA GARDEN」の最新機能リリース

作成者: 株式会社システムインテグレータ｜Apr 7, 2023 4:00:00 AM

株式会社システムインテグレータ（本社：さいたま市中央区、代表取締役社長 CEO：引屋敷智、東証スタンダード：証券コード 3826）は、アイデア創出プラットフォーム「IDEA GARDEN（アイデアガーデン）」の新機能として、Open AI社のAI技術「GPT-4」を活用した「AIアドバイザー機能（β）」を2023年4月7日より実装いたします。

IDEA GARDENの新機能「AIアドバイザー機能（β）」とは

VUCAと呼ばれる時代、変化の激しい市場での持続的発展を図るために日本企業では新規事業や業務改善への取り組みが喫緊の課題となっています。そこで新規事業や業務改善のアイデア創出を支援するため、IDEA GARDENは社内で誰でも簡単にアイデアを生み出し育てられるプラットフォームを提供します。

この「AIアドバイザー機能（β）」は、IDEA GARDENに登録されたアイデアについてAIに壁打ちしてもらえる機能です。本機能にはチャットAI「ChatGPT」にも使われている最新の自然言語処理モデル「GPT-4」を採用しました。

ユーザーがIDEA GARDENに登録したアイデアの詳細画面で「AIからアドバイスをもらう」ボタンをクリックすると、該当の項目に入力されている内容に対してAIが壁打ち相手としてコメントを返してくれます。

例えば以下の使用例「経営理念と従業員の目標をつなぐ」クラウドサービスのアイデアでは、想定される顧客の課題についてAIが、

「なぜ経営理念が社員に浸透していないと感じられていますか？」

「社員が自分の目標がどのように会社に貢献しているかわからないのは、目標の設定プロセスが不透明であるためでしょうか？それとも会社全体の目標との関連性が弱いためでしょうか？」

など、アイデアをブラッシュアップするのに役立つ8つのポイントをアドバイスしてくれています。

「AIアドバイザー（β）」の使用例

① アイデアに対してAIからのアドバイスをリクエスト

② アイデアについて考慮が必要な点や改善の余地がある点をAIがアドバイス

アイデアを新規事業の企画に磨き上げていくためには、アイデアの壁打ちを繰り返して異なる経験や知見を持つ人たちからフィードバックを受けることが重要です。しかし、従来は社内の有識者や外部の新規事業コンサルタントを相手に壁打ちするほかありませんでした。

IDEA GARDENの新機能「AIアドバイザー（β）」を活用することで、AIを壁打ち相手に誰もが簡単かつ効率よくアイデアをブラッシュアップできるようになります。さらに、ボタンをクリックするだけでAIから的確なアドバイスをもらえるため、「AIにどのような質問をすればいいかわからない」といった悩みも解消され、使い方に迷うことなくAIを活用することができます。

IDEA GARDENは、アイデアをつくる社員と育てる社員、それぞれが強みを活かしてアイデアの発想・育成・企画化に貢献できる仕組みづくりを実現します。AIをアイデア創出に関わるメンバーの1人として加えることで、これまでになかった新しい視点や気づきを提供します。

無料トライアルはこちらから：https://ideagarden.cloud/signup

今後の展望

今回AIアドバイザー機能に採用したGPT-4（Generative Pretrained Transformer 4）は、OpenAI社が開発したチャットAI「ChatGPT」に使われている、自然言語処理に特化した深層学習モデルの最新版です。2023年2～3月にかけて「AI発想アシスタント（β）」および「AIブレスト機能（β）」を実装した際に採用したGPT-3.5よりも、さらに高度な自然言語を理解し創造的な応答をすることが可能になりました。

今後もIDEA GARDENは、最新のAI技術を活用することであらゆる人々の創造性を支援し、新規事業のアイデア創造を効率化する機能を拡充してまいります。