生成AIを利用したSQL関連の機能を大幅に強化しました。
日本語のプロンプト(指示文)からSQLを生成する機能を追加しました。
作成済のテーブル情報を分析の上 、最適なSQLを生成しますので、SQLの知識がなくても、日本語で抽出したい内容を記述するだけでデータ抽出が可能となります。
画面1.生成AIによるSQL生成機能
日本語のプロンプト(指示文)を入力し、SQLを加工できる機能を追加しました。
データ型の長さを倍にする等、従来は手間のかかったSQL加工を省力化することができます。
画面2.生成AIによるSQL加工機能
入力したSQLに誤りがないかを生成AIでチェックする機能を追加しました。
誤りがある場合、修正後のSQLも提示するため、スピーディに修正し実行することが可能です。
画面3.構文エラーのチェック機能
上記の生成AIを活用した機能は、Microsoftの Azure OpenAI Serviceを利用しています。
また、SI Object Browserに入力された情報については学習に利用しません。
Microsoft社のデータプライバシーポリシー:
https://learn.microsoft.com/en-us/legal/cognitive-services/openai/data-privacy
従来のストアドプログラムと同様、トリガーのテスト実行およびデバッグ操作が可能となりました。
実行画面では、対象テーブルにデータを設定することで即座に実行可能です。また、デバッグ画面ではトリガーのコードを1行ずつトレース実行しながら、細かな動作確認が可能です。
画面4.トリガーの実行画面(左)およびデバッグ実行画面(右)
テーブル画面のデータタブにて、列名を列コメントで設定した文字列に切り替える機能を追加しました。例えば、列コメントに列名の日本語訳を設定していた場合、データタブ上で即座に日本語に切り替えることができます。日本語表記になることで誤読による作業ミスを減らし、生産性を向上します。
画面5.データタブで列名の表示切替
Oracle Database 12c以上では初期化パラメータを変更することで、VARCHAR2型の格納サイズを通常の4000から最大32767バイトまで拡張することが可能ですが、最新バージョンでは拡張機能利用時も正常にデータ表示できるように改善しました。
その他、エクスポート(Data Pump)画面にて圧縮・並列パラメータに対応、エディタ画面にて游ゴシックのフォントに対応などの細かな機能改善も行っています。
「SI Object Browser」シリーズは、1997年の販売開始以来、日本国内で20,000社、480,000を超えるライセンスの販売実績(2023年11月末時点)があり、ソフトウェア開発ツールとして広く導入、活用されています。
また、「SI Object Browser for Oracle」はシリーズの主力製品です。この度、ご要望の多かった機能を対応したことにより、売上が拡大すると見込んでおり、「SI Object Browser」シリーズ全体で、同年から 3 年間で約 25 億円の販売を見込んでおります。
会社名:株式会社システムインテグレータ
証券コード:3826 (東証スタンダード)
所在地:埼玉県さいたま市中央区新都心11-2 ランド・アクシス・タワー32階
設立:1995年3月
代表者:代表取締役社長 CEO 引屋敷 智
資本金:3億6,771万2千円
URL:https://corporate.sint.co.jp/
事業内容:
・パッケージ・ソフトウェアおよびクラウドサービス(SaaS)の企画開発・販売、コンサルティング(ECソフト、ERP、開発支援ツール、プロジェクト管理ツール、プログラミングスキル判定サービスなど)
・AIを使った製品・サービスの企画開発および販売、AI関連のソリューションの提供・支援およびコンサルティング
株式会社システムインテグレータ
Object Browser事業部:後迫
E-Mail:oob@sint.co.jp
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